婚活の場で使える心理【2】

接種理論」と「連合の原理」に続き、「類似性効果」についても、少しお話ししてみましょう。

*「類似性効果」

同じ名前、同じ出身、同じ趣味・嗜好などの共通点があると、親密度が増すというものです。

デキる営業マンは交渉相手を予め下調べしておきます。

人は些細なことであっても、共通点を見つけることで「孤独の回避」が出来たことに安心感を持ち、その相手と仲良くなりたいという心理が生まれてくるのです。

「釣りバカ日誌」のハマちゃんは、釣りという共通項で大きな契約を飄々と勝ち取ってきたりします。

経営者や人の上に立つ立場の人は大にして孤独です。

この孤独さから、ビジネスと全く違うところで共通点を見つけたり、楽しみを提供したハマちゃんに対して好感を抱き「この人物にとってトクなものを提供したい」という心理が働くのです。

また「信用できる」という気持ちにもなるでしょう。

この行動は「類似性効果」でもありますし、前出の「連合の原理」にも結びつきます。

ハマちゃんという一見グウタラさんが大きな仕事を取ってきたということで、会社の同僚は「時々スゴイ」「真似できない」という畏敬の念をいだきます。

「接種理論」にも結びついていますね。

ハマちゃんは勿論それを計算しているわけではありませんが、意識せぬままにこれをしているのです。

似た者にひかれる

婚活パーティで使われるプロフィールカードを真剣に書くようにとアドバイスされるのは、この「類似性効果」を得る材料を提供する行為です。

「似たところ」があると、男女は非常に結びつきやすくなるものです。

出来るだけ相手にそれを見つけてもらえるようにプロフィールを書き込んだり、相手のプロフィールから拾うということがかなり有効に働きます。

人は「同調されたい」「肯定されたい」という思いを持っています。

それをしてくれた相手に好感もいだきます。

これは「同類意識の効果」といいますが、二人の間に何かしら共通点があれば、そのことでお互いを肯定し認め合うことが出来るのです。

お互いの欲求を充足することが可能となることから、その心地よい充足感を継続的に持ち得たいという思いが「もっと一緒にいたい」という心を引き出すのです。

そうすることで「恋愛感情」に発展する可能性はグッと高くなります。

婚活の場で「共通項を見つける」ということが、重大な役割をはたすのです。

「類似性効果」を意識して、プロフィールカードを書きこんでみましょう。

そして会話の中に取り入れると、婚活の出会いは広がってくると思います。